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マルヰコラム

COLUMN

ニードルパンチ

2023年11月27日

ニードルパンチカーペットの適切な厚みは?厚みごとのおすすめ用途

ニードルパンチカーペットの適切な厚みは?厚みごとのおすすめ用途

ニードルパンチカーペットは、ポリエステルやポリプロピレンなどの不織布を用いてつくられる、耐久性や耐摩耗性、施工性に優れた内外装建材ですが、その厚みや材料特性を踏まえた用途にはどのようなものがあるのでしょうか?

今回は、ニードルパンチカーペットの厚みごとのおすすめ用途や特徴をご紹介します。

ニードルパンチカーペットとは

ニードルパンチカーペットとは不織布を材料とし、高速で上下に動くニードル(針)で不織布に繰り返し突き刺して、圧縮(パンチング)して作られるフェルト状の建材です。

一般的に、ニードルパンチカーペットは2mm~6mmの繊維層と基布からできており、不織布が有する多孔質構造が通気性・断熱性・耐久性に優れることから、屋内外や常設・仮設を問わずフレキシブルに使用されています。

ニードルパンチカーペットの厚みは?

ニードルパンチカーペットはニードルパンチ不織布でつくられているため、PP(ポリプロピレン)やPET(ポリエチレンテレフタレート)繊維をどの程度のボリューム感や密度でカーペット状に加工するのかで厚みが決定してきます。

内装建材として一般的に普及しているニードルパンチカーペットの厚みは2~3.8mmで、薄いほど軽量で加工しやすく、厚いほど遮音性や断熱性が高い素材になります。

特に、6mmなどの厚みがあるニードルパンチカーペットは、設置する場所の不陸をあまり拾わず凹凸が目立たないため、屋内だけではなく屋外でも広く採用されます。

ニードルパンチカーペットの厚みと用途

ニードルパンチカーペットとは

次は、ニードルパンチカーペットの厚みごとのおすすめ用途、製造する場合の材料費についてご説明します。

厚み1.5mm

厚みが薄い1.5mmのニードルパンチカーペットは、オフィスや店舗、工場などで床を保護したい場合や、汚れにくくしたい場合などに主に使用されます。厚みが薄いため、材料によって段差に躓くことなく床を切り替えたい場合に有効です。

しかし、1.5mmの厚みでは軽量であることから、部材端部が簡単にめくりあがり配置がずれたりすることがあるため、中~長期的に使用する場合は薄型の見切り材や両面テープなどで床に固定すると良いでしょう。

また、1.5mmの厚みでは、ニードルパンチカーペットを敷く床や下地に不陸があると凹凸を拾ってしまい素材の平滑性が低下するため、仮敷であっても接着剤などで固定する場合は下地の念入りな清掃が必要です。

材料費は約2000円/㎡以下のものが多く、多くのメーカーで取り扱っているため材料調達も容易です。

厚み2.0mm

やや薄い厚みの2.0mmのニードルパンチカーペットは、前述した1.5mmと同程度に段差を感じず、それでいて柔らかな質感もあるため、イベント会場や展示会などで部分的に床のデザインを切り替えたり空間の質を変化させたりしたい場合に有効です。

また、厚み2mmの材料は薄手でカッターなどで容易に曲線にも切断しやすく、インテリアや展示物のイメージに合わせて加工することが可能です。

材料費は約2000円/㎡のものが多く、費用対効果が高い建材として新築や改修で幅広く採用されています。

厚み3.0mm~3.8mm

一般的な厚みである3.0mm~3.8mmのニードルパンチカーペットは、摩耗性や耐久性に優れているため、オフィスや店舗、ホテルなどの人や物が出入りする場所におすすめです。

また、不織布の多孔質構造で遮音性にも優れていることから、重歩行をする廊下やホールなどに施工することにより、足音や台車などの走行音などが軽減できます。

こちらの厚みはさまざまな建材メーカーより販売されており、色やパターンなどのデザインの種類も豊富であるため、意匠性が高い建材とも言えます。

なお、材料費は約2000円~3000円/㎡のものが多いです。

厚み6.0mm

厚みがある6.0mmのニードルパンチカーペットは、多目的ホールやホテルのラウンジや客室、オフィスの重役室などの人が集まりながら高級感や落ち着きを必要とする空間に採用されます。

6.0mmの厚みであれば、足で踏んだ時の踏み心地がよく吸音性にも優れているため、静寂性を確保したい場合に適しています。

しかし、1.5mmや3.0mmに比べて厚みがあるため、壁や窓際などでの曲げ施工においては施工の習熟度が必要とされます。

こちらの厚みは、材料費が25000~40000円/㎡のものが多く、工事費が高くなる傾向にあります。

厚み10mm

厚みがある10mmのニードルパンチカーペットは、軽量で衝撃性に優れているため建材としての利用よりも、エレベーター内部や引越しなどでの家具の緩衝材や保護材として利用されています。

こちらの厚みは汎用性が低く、製造できるメーカーも限られるため使用したい場合は都度見積合わせとなります。

▼ニードルパンチカーペットをきれいに施工するコツを確認したい方はこちら!

ニードルパンチカーペットの施工方法は?工程とおすすめ施工箇所

ニードルパンチカーペットの厚みに関する製造上の注意点

ニードルパンチカーペットの厚みを1.5mmなどで薄く製造する場合は、繊維は細いものを中心に選定し、繊維を均一に並べてばらつきがないようにする注意が必要です。

ただし、細い繊維で製造された薄いニードルパンチカーペットは、特に通行量が多いエリアではすぐに摩耗する可能性があるため、適切な環境と用途に適しているかどうかを検討することが重要です。

一方、6.0mmなどで厚く製造する場合は、繊維が比較的開かれて配置されることが多いため、繊維の密度が低すぎて強度が低下しないように注意が必要です。

また、密度が高くなるほど使用する材料も多くなるため、採用する空間の特性や利用特性、必要機能に応じて製造方法を事前に協議する必要があります。

▼ニードルパンチカーペットの製造方法についてはこちらで詳しくご紹介しています。

ニードルパンチカーペットの特徴と作り方は?

自動車用資材から土木資材まで!「不織布」はマルヰ産業におまかせ!

今回は、ニードルパンチカーペットの厚みとその適した用途についてお伝えしました。

マルヰ産業では、不織布製造のノウハウを生かして、ニードルパンチカーペットの厚みを1.5㎜、3㎜、5㎜、10㎜などさまざまに調整することができます。

マルヰ産業は、自動車部品から建設業界に至るまで、日本のものづくりを影で支える「不織布」専門の製造・加工メーカーです。

ニードルパンチカーペットの厚みのことや、その他疑問点やお困りごとがありましたらお気軽にご相談ください。