工場見学

採用情報

お問い合わせ

工場見学

採用情報

お問い合わせ

マルヰコラム

COLUMN

コラム

2023年2月13日

不織布のメリットとデメリットとは?特徴を活かした製品や短所を補う製造方法について

不織布のメリットとデメリットとは?特徴を活かした製品や短所を補う製造方法について

不織布はメリットが多い素材で、私たちの暮らしにはなくてはならないものですが、デメリットもあわせ持っています。

そこで今回は、不織布にはどのようなメリットとデメリットがあるのかについてお伝えしながら、特徴を活かした製品や、デメリットを補うための製造時の工夫についてご紹介します。

不織布のメリットとは

不織布のメリットとは

不織布は、その名前の通り、原料となる繊維を織らずに、一定方向もしくはランダムに絡み合わせて結合するなどしてつくる素材です。

ランダムに絡み合うことで繊維の間に小さな隙間ができる構造になり、その隙間によって通気性・吸水性・保湿性に優れるといった特徴を持つようになります。

その構造や特徴によって、不織布にもたらされるメリットは以下のものです。

  • どこで切ってもほつれない
  • 素材の組み合わせが無数にある
  • 密度や厚み調整が柔軟にできる
  • 用途が幅広い
  • 大量生産が可能で、織物と比較すると安価である
  • 形状が自在
  • 新たな機能が付与できる(抗菌や撥水性など)
  • 多くの機能性を同時に持たせることが可能

上のメリットにある「形状が自在」については、不織布は、原料の組み合わせや配合を変えたり製造方法を組み替えたりすることで、布状・レザー状・綿状・紙状などの形状にすることができるということです。

一般的に「紙おむつ」「紙マスク」などと言われるものも不織布でできており、いかに不織布が他の素材に近い風合いを出せるかがその呼び名からわかるでしょう。

不織布のメリットを活かした製品例

では、不織布のメリットを活かしてどのような製品が生まれているのでしょうか。その一例をご紹介します。

不織布バッグ・袋

不織布でできたバッグや袋は、ノベルティや商品の梱包などで誰でも一度は手にしたことがあるはずです。

それは、不織布が軽くて丈夫な袋をローコストで大量生産できるというメリットを持つため実現していることなのです。

カラーやサイズも自在に選択できる点も、不織布バッグや袋が広く作られている所以と言えるでしょう。

不織布のメリットを活かした製品例

緩衝材

緩衝材としても不織布は利用されています。

不織布はどこで切ってもほつれることがないというメリットがあるため、包む製品の形状に合わせて自由に切り取って使うことができます。

また、絡み合った繊維によって生まれた隙間によって、クッション性が高くなっています。軽量でありながら、密度や厚みが変えられる不織布は、正に緩衝材に適した素材と言えます。

芯地

布に張りを持たせたり、型崩れを防止したりするために使用する芯地にも不織布は用いられています。

芯地は、製品に影響が出ないようにより柔らかく、薄く、軽く、そして機能的である必要がありますが、不織布はこれらの項目をすべて満たすことができます。

不織布のデメリットとは

不織布には多くのメリットがある一方で、以下のようなデメリットもあわせ持っています。

  • 原料や素材によっては劣化しやすい
  • 織った布より強度が弱い
  • 耐久性が低いため繰り返しの利用に向かない
  • ドレープ性(自然にできる布のたるみ)が低い
  • 伸縮性があまりない

しかし、不織布の特徴として形状が自在に変えられるとお伝えしたように、素材や製造方法を組み合わせることで形状だけではなく耐久性を持たせることも可能です。

また、不織布の特性を理解して、適切な環境で使用することで、劣化や耐久性の低さといったデメリットはある程度防ぐことができるでしょう。

不織布のデメリットとは

不織布のデメリットを補うための工夫

不織布のデメリットの一つである強度が弱い点を補うためには、繊維同士をより強く接着させることで強度アップを行います。

そのためには、低融点繊維を多く混ぜて製造するほか、ラテックスの塗工を行って、目止め、寸法安定を施します。そうすることで、摩擦性や引張強度などが向上するのです。

また、最初の設計段階で、細い繊維を使用したり、生地の単位面積あたりの重さである目付重量を高くしたりするなどして、目標とする性能を出せるようにします。

そのほか、ニードルパンチ不織布を製造する場合には、加工条件でより強く繊維同士が交絡するように設定することでも、強度や耐久性を高めることが可能です。

自動車用資材から土木資材まで!「不織布」はマルヰ産業におまかせ!

不織布のデメリットをマルヰ産業は技術でカバー!

今回は、不織布のメリットとデメリットについてお伝えしました。

マルヰ産業株式会社では、年間7500tのニードルパンチ不織布を製造していますが、ニードルパンチ不織布は、ニードルで突くことで繊維同士の交絡を強くし、デメリットをカバーしたより薄くて丈夫な不織布に仕上がります。

ほかにも、ニードルパンチによって生地の弾力性、伸縮性も活かした、丈夫な不織布を作ることが可能です。

マルヰ産業は、自動車部品から建設業界に至るまで、日本のものづくりを影で支える「不織布」専門の製造・加工メーカーです。

日用雑貨や土木資材用のフェルトも、ご希望に合わせてお作りしています。

「不織布やフェルトについてくわしく知りたい」など、疑問点やお困りごとがありましたらお気軽にご相談ください。