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マルヰコラム

COLUMN

不織布 特徴

2021年11月23日

気づいたらボロボロ!?不織布が劣化する原因!4つの対策を紹介

不織布で作られた収納カバーやシートが気づいたらボロボロに…。そして剥がれが生じていたり、粉状になっていたりした…そんな経験はないでしょうか。

ここでは不織布が劣化してしまう主な原因や、劣化しやすい素材について解説しています。

また不織布を長持ちさせるための対策や、お手入れ方法についても紹介しているので、ぜひ実践してみてください。

不織布が劣化するのはなぜ?

不織布は織物のように、タテ糸とヨコ糸を織って作られた布ではなく、熱や接着剤などを使用して繊維を結合して作られた布です。

そんな不織布は、織物とは違い、小さなスキマを無数に有する構造であることから、通気性・吸水性・保湿性に優れていますが、その半面、外部の影響を受けやすくなります。

そのため、不織布は置かれている環境や使用状況によって、破れや剥がれなどの劣化が起きやすくなります。

不織布が劣化する主な原因

不織布が劣化する主な原因は以下の通りです。

  • 繰り返しの使用
  • 紫外線の影響
  • 洗濯によるもの

不織布は使用することで、表面に摩擦が生じやすく、すり減りが生じ、破れることがあります。また洗濯を繰り返すことで、繊維の結合が解かれて行くこともあります。

そして不織布の素材の種類によっては、紫外線の影響を受けやすいものがあり、とくに屋外で使用する場合は劣化が早いということもあるでしょう。

劣化しやすい不織布は何がある?

劣化しやすい不織布の素材には、紫外線の影響を受けやすい、耐熱性が低いといった特徴があります。以下は劣化しやすい素材の一例です。

  • 天然繊維 
  • PP(ポリプロピレン) 
  • PE(ポリエチレン) 

天然繊維は、衣類品に多用されることが多く、PPやPEは生活雑貨やカーペットなどに使用されています。ただし不織布の素材が何であるかを見分けるのは難しいため、劣化しない対策を実践しておくことが大切です。

不織布を劣化させない!4つの対策

不織布を少しでも長持ちさせるための対策やお手入れ方法について確認しましょう。

1.直射日光に当たらない場所におく

不織布はその構造から、紫外線の影響を受けやすくなります。できるだけ、直射日光が当たらない場所に置くことを心がけましょう。

2.洗濯時はネットを使用する

不織布で作られたものは使い捨てを想定されているものが多いため、洗濯をする機会は少ないかもしれません。もし洗濯をする場合は、洗濯ネットを使用する、不織布だけを洗うなどして、他の衣類と絡まらないよう、注意することが大切です。

3.こまめに水分をふき取る

不織布は繊維の乖離によって劣化が進みます。その中でも、水に濡れると繊維の結合が解かれていくことがあるので、水や汗などの水分が不織布に残らないようこまめに拭きましょう。

4.丁寧に扱う

繰り返し使用することによって不織布は劣化しやすなくります。例えば尖ったものに引っかけたりすると、削れたり、剥がれたりすることもあるでしょう。不織布を長持ちして使うためには丁寧に扱うことがポイントです。

身近なものにも!ニードルパンチ不織布の用途

不織布の疑問はマルヰ産業にお任せ!

不織布が劣化する原因や対策についてお伝えしました。
不織布は、日用品から医療用品など日常生活を送る上で欠かせないものですが、その構造上、劣化しやすいため取り扱いに気をつけることが大切です。

マルヰ産業は、自動車部品から建設業界に至るまで、日本のものづくりを影で支える「不織布」専門の製造・加工メーカーです。

「不織布についてくわしく知りたい」など、不織布に関して疑問点やお困りごとがありましたらお気軽にご相談ください。